超クリアウォーターのもとで

その日、釣りに行ってみると、池の状況がまた変化してた。
水草の量は想定の範囲内だったのだが、
水の透明度が異常だった。
なんだこの透き通った美しい状態は!!!!!!!

底まで鮮明に見える。
魚が泳いでいるのも見える。

で、釣果は・・・・・

またまたボウズ

リロングウェ エリア10の池、超クリアウォーターでは激シブだった。

で、釣りしていると、近くのエジプト大使館で働いているという男性が釣り具を持って近づいてきた。

夕方に釣りをしていると、毎回釣れたか?と聞いてくるあいつだ

しばらく離れたところで釣りをしてたのだけど、あまりに釣れないのか私の横に来て話し始めた。
英語がお互いあまりできないけど、釣り好きという共通の趣味が会話に拍車をかけた。

しゃべってて、聞かれた。
お前。結婚してないのか?
お前は男が好きなのか?
それとも女が好きなのか?

いや・・・・ノーマルなんだけど、モテないだけです!!!!!!!!!!!!

初対面でいきなり突っ込んだ話。


好きですね〜〜〜こういう人たち。


途中から釣りよりもエジプト人ムハンマドとの会話がおもろかったから、
そっちに夢中になってしまった・・・・。

とりあえず、水が超クリアなときはしぶい。雨が降った後も厳しい。そういうデータが出てます。
こんなところで今後釣りする日本人がいるとは思えませんが、一応情報です。

スリースポットバーブ

あまり時間がなかったし、僕らのホームグラウンドである池の水草がどんどん増加していっている。

掃除やな。

ということで、いつもの場所を今後の釣りのために掃除することにしました。
おもに水草の除去です。
水面、水中にガサゴソやるわけですから、どうせ釣れんわ。
だけど、一応釣り具持っていくか〜〜〜

こんな感じで、力の全く入っていない釣行となりました。
なんせ、家から徒歩1分の池ですからね。うちの庭の延長みたいなもんです。

20分ほど水草除去に苦戦し、運動不足の体を酷使。
しんどい・・・。もう、釣るか〜〜〜

ふつう考えたら、こんな釣り場荒らしまくったら釣れないが、
この日、過去最大に・・・釣れた。
2時間もいなかったのだけど、10匹ほど・・・。

日本の常識は世界では通用しないのか!!!!!!!!!!!!!!!!

いつものごとく、はっぴーちゃんばかり上がる。
ナマズ系釣れないかと粘ってた。

そうこうしていて、釣り上げたのが・・・・・




ああああああああああああ〜〜〜〜〜




新顔やん!!!!!!!!!!!!!












新顔が来ると、それが何かを調べるのが楽しくて。




調べた結果、
学名: Barbus trimaculatus
英語名: Threespot barb
日本語名:スリースポットバーブ

このシクリッド大国において、シクリッド系ではなく、コイ科の魚を釣り上げることができました。
この国にしては珍魚ですね。

こう、日本では絶対釣れない魚がどんどん針にかかる楽しさ。
釣り具持って来て良かった。
でも二度とバズーカかかえて中国国内移動したくないですね。
というか、海外どこもバズーカ抱えていきたくない・・・。
仕舞寸の短いのべ竿と振りだしか3pcくらいの竿を詰め込んで今後は行きたいです。

どうせ、モンスタークラスの魚なんか私の腕では釣れないけど、
小さい魚にもロマンがある。

仕事の片手間で釣りするから、プロちゃうし。
海外でなんか釣れたらおもろいなぁという軽い気持ちです。
釣りしてると地元の人が寄ってきます。彼らとの交流も楽しいですし。

釣りは人生を豊かにするんやないかなぁと勝手に思ってます。

マラウイ滞在あと1か月。今後の目標はなるだけ多くの種類の魚を釣ること。
できれば、カンパンゴ、バターフィッシュ等魚市場に並んでいる魚を釣り上げたい。
あと、この国でルアーでまだ一つも釣れていないので、なんとか釣りたい。
釣り具を提供してくれた友人のメンツのためにも!!!

マラウイ湖遠征時が勝負ですわ。

マラウイ やぶこぎ

最高の釣り場を求めて終わりのない旅をする〜

家の近くの池。
水草に覆われています。
どっかええポイントないかとうろつく。

うろうろしてると、道が無くなったけど、
とりあえず藪こぎしてみた。

先日のカムズダムのとかげ。図鑑ではmonitor lizardsって書いてた。
で、日本語調べると、オオトカゲ科
詳しくはわからんけど、オオトカゲらしい。1.5mになる。
そんなんに噛まれたら痛いやろなぁ・・・・・

蛇やトカゲ怖いけど、考えてもどうせ私独身やし、扶養義務もない独り身。
失うもんないわ〜〜〜

突っ込む。

危険な選択肢を簡単に選択してしまう私に、
結婚して落ち着けという友人は非常に多いです・・・。

とりあえず、やぶこぎ。
変なもんに出くわすの怖いけど、いい釣り場を見つけたい欲望のほうが上回る。
アホです。

しかし・・・・

どこ行っても一緒。水草で水面は覆われています。
こりゃぁあかんわ。

クララが立った!!!クララが立った!!!

口笛はなぜ〜〜〜遠くまで聞こえるのぉぉ〜〜〜

ども。こんにちは。

マラウイの首都リロングウェの外れにあるカムズダムに釣りに行きました。
マラウイの町から車で1時間くらい。
途中でダートの道でリアルマリオカートを楽しみながら、たまに車の天井に頭を打つかと思うこともありつつの行程です。





こんな釣り場です。感じのいいダムですわ。

で、のんびりと釣りを楽しんでたら、近くの茂みがガサガサいってる。
野良犬か野良猫か?
変なもん出てきたら嫌やなぁと思って近づいたら・・・・

ワニ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ワニが出た〜〜〜〜〜〜

叫んでしまった。近くにいた現地人、私の狼狽ぶりに大爆笑。

このダムやべぇ〜〜〜〜。

そう思って釣りしてたら、もう一匹出てきた。

ワニ〜〜〜〜〜。

1mくらいの小型だなと思って友人のところに行くと、

それ・・・・・とかげちゃうか?

また釣りしてると、目の前を泳いでた。

こっちけぇへんし、だまって釣りしてたら5mほど先に上陸。
顔見ると、

あ、とかげやわ。1mくらいあるとかげって想像の範疇を超えてた。
てっきりシーレ川のこともあるし、小型のワニとばかり思い込んでしまった。

引き続き釣る。

とりあえず、ナマズ系を釣ることを目標に、ルアーをいろいろ投げまくるも
全く反応なし。
バイブレーションがここでも一つ殉職。

で、ナマズはあかんわ。
まだ釣ってないシクリッド狙いに変えようと、
ミミズでエサ釣り開始。

釣れたか〜〜?と友人のほうを見に行く。

やっぱりここもハッピーちゃん〜〜〜。
エリア10の池と同じ魚が釣れたよ〜〜〜
記録10cm

いつも釣れない私〜〜〜。
今回もボウズ確定濃厚〜〜〜

あと20分で帰ろうか〜〜〜
友人の掛け声。

当たりはあるのだが、魚が小さすぎるのか乗らない。
そして、しばらく当たりが無くなってたので、浮き下の長さを15cmほど短くしてみた。

おら〜〜と一投目。あ、当たり来たわ・・・・
あ、浮きが完全に沈んだ・・・・・・おら〜〜〜〜!!!!
こんな感じでど素人よろしく豪快に竿を揚げてみたら、
あ、なんか釣れとる。いつものハッピーちゃんよりでかい!!!!
こ・・・・これはレッドブレストティラピアか?それとも新顔か?

ばれるなよ〜〜〜〜

引き上げた瞬間、叫んだ!!!!!

たまちゃ〜〜〜〜ん(友人のニックネーム)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

なんと!!!!!!!!!!!!



















く・・・・クララが!!!!
クララが!!!!!!!!!!!!!
クララが立った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!????






















オラは釣っちまっただぁ〜〜〜〜〜〜


それも・・・シクリッドの外道で〜〜〜〜

狙って竿振ってた時はまったく釣れず〜〜〜〜

ビギナーズラックってすばらしい!!!!!!!!



どうですか。20cmという小さなやつですけど、ひげは8本。
これ、アフリカンクララっすよね。


実は・・・・ナマズ釣ったの生まれて初めて〜〜〜〜
それも初めて釣ったのが、アフリカンクララ〜〜〜

小さいけど・・・・・
かわいい!!!!!!!!

そして・・・・・・・・・・・・・
















嬉しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!















我很高兴!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


















小さかったので食べませんでした。
あとで、ダムの管理事務所の前を通ったときに、小さかったからリリースしたこと話すと、
次からは俺にくれ!!!と言われる・・・・。
さすが現地人。


小ぶりでしたが、何はともあれアフリカンクララが釣れました。
次はカンパンゴ狙えといわれている私です。

そんなにうまく釣れんやろ・・・・・。

マラウイのお魚考察

マラウイで釣りをして初めて、日本語名のない魚を釣り、それを調べる。
この行為が私にとっては非常に楽しかった。

今では暇さえあればマラウイの魚について調べてしまっている。
釣果のほうはさっぱりなのだが、とにかく魚の世界は興味深い。
調べれば調べるほどはまってしまう。

とりあえず、マラウイ人の中でもメジャーな魚をチェワ語とともに挙げていこう。

Mlamba
学名:Clarias gariepinus
日本語名:アフリカンクララ
英語名:North African catfish
この前のブア川で売ってたナマズがこれである。マラウイの魚市場でナマズを見かけたら、たいがいがこれである。

Kampango
学名:Bagrus meridionalis
日本語名:カンパンゴ
英語名:Kampoyo
市場でよく見かけるナマズ系のさかな

Mcheni
学名:Rhamphochromisの種全般
日本語名:バターフィッシュ
英語名:Tigerfish
バターフィッシュで検索すると全く別物が出てくる。マラウイ バターフィッシュで検索しましょう。
こいつ、マラウイ湖でも最大級のシクリッドのようです。50cmくらい。マンゴチとかで釣れると現地の釣り人が言ってました。

Chambo
学名:Oreochromisの種全般
日本語名:ティラピア系全般
英語名:tilapia
マラウイで最も知られている魚だと思われるが、ティラピア系ほぼすべてをチャンボというので、なんというかロマンはない。

他にもシクリッド系を指す言葉としては、チェワ語でMbuna、Utakaなどがある。

Usipa
学名:Engraulicypris Engraulicyprisardella
日本語名:不明
英語名:Lake sardine
シクリッドではない魚ですが、めっさ小さく大量にいるようです。まだ釣れてません。

Matemba
学名:Barbus paludinosus
日本語名:不明
英語名:Straightfin barb
めっさ小さい魚のようです。


基本的に、マラウイのお魚リストはこちらで事足りるようです。
http://www.fishbase.org/trophiceco/FishEcoList.php?ve_code=12

便利なものですが、写真が少ないから種の特定が難しいですわ。
このサイト、length(長さ)で並べ替える機能がついていまして、マラウイのでかい魚順に並べ替えれる。
なんて便利なんだろう〜〜〜と思ったら、ちょっとバグってる。

でかい魚としては、
・カンパンゴ 150cmにもなるらしい。
・Heterobranchus longifilis これも150cmくらいになるらしい。Sampa
・アフリカンクララ 170cmが捕獲されているよう
・African mottled eel うなぎ?175cm

調べていると、かっこいい魚を見つけた。
Cornish jack 150cmくらいになるらしい魚。写真はないけど、検索してみたら、けっこうかっこいい。
こんなん釣れたら即糸切れるか、竿折れて終了だろうなぁ。

あと一か月でマラウイを離れますが、釣りメインで来ているわけではないので・・・・・。
しかし、釣りはロマンがありますねぇ。おもろいわ。

中国に帰ってからも、もっと腕を磨きたいですわ。

のべ竿がたためなくなった。

中国で買ったティラピア用のべ竿がたためなくなって数日。
家から池まで徒歩1分かからないので気にせずに伸ばした竿そのまんまで道を歩いてた。

今度、カムズダムに行こうということになった。
あ・・・・・車に乗らんわ。

で、急きょ出くわしたクエスト。

仕舞えなくなったのべ竿をたため!!!!

むろんネット検索。

お湯をぶっかけてみた・・・・・・・・ダメだった。

自転車のチューブをたためなくなった接合部の上下に巻き、ねじれと・・・自転車のチューブがない。

しかも、マラウイにこの一本しかのべ竿持って来てないし、
この中国竿「技師」はいろいろ釣ってきて愛着がある。
個人的にすごく気に入っている竿です。
仕舞寸がちょい長いので、次回海外に出かけるときはもっと仕舞寸の短いのをと思ってます。

で、破壊すんのは嫌だ。

昔、調理師だったときに、開かない瓶やくっついた二つの茶碗などを引っ剥がすときの要領でやってみることにした。

竿の片方を壁にあて、片手で押しながら回す。
もう片方の手は何かぶっ叩くものを持つ。私はペンチの背中で竿の結合部を軽くたたき振動を与えた。
そうやっていると、なんと竿がするすると仕舞っていくではありませんか〜〜〜

やった。成功!!!!

これで、カムズダムでまだ見ぬシクリッド釣り上げるぜい!!!
ナマズ系も釣れたら嬉しいのだが・・・・。

マラウイ ブア川で釣り

リロングウェから120kmほど離れた町カスングに行く用事がありまして、
地図を見たら、川がある。その名もブア川

このAの場所で釣ろうということになりました。
釣りがメインでカスングに行ったのではないので、30分ほどしか時間はなかったです。
とりあえず、竿振ってみるかぁ〜〜〜

本来ならば、川の地形的にB地点のほうがええとは思うんですけどね。

マラウイは県境ごとに警察チェックがありまして、外国人。特に中国人が嫌がらせをよく受けます。
僕ら日本人の見た目はマラウイからしたら中国人と一緒です。

で、このA地点。警察検問のすぐそばなんですよね。
とりあえず、帰りに警察チェックを通過した後に釣ろうということで。無事何事もなく通過。
基本中国人は無愛想なので、警察にスーパージャパニーズスマイルしまくったら、結構OKな感じが個人的にします。

車から降りて、竿を取出し、歩き始めた瞬間・・・・・。
暇なマラウイ人たち5-6人に囲まれる。

そのまま川べりまでついてきた。
邪魔で・・・・ロッドが振りにくい!!!!!

とりあえず、現場写真



流れは結構速い。
普段、現地人はここで洗濯しているようでした。

で、とりあえず狙いはナマズ系ということにして、クレイジークローラーで岸際を攻めまくる。
何の反応もあらへん。目の前にシクリッドたちが跳ねまくってる。
エリア10の池よりもはるかに魚影が濃い。

それで、小型スプーンに変えて投げるも反応なし・・・・・。

友人は小型スピナーベイトを一心不乱に投げていたが、魚が追ってくるが、小さすぎるようです。
小さめのナマズ系も目視できたらしい。

私はその後管極VIBに変えて投げまくるも・・・・・

またまた地球を釣ってしまい、彼は殉職!!!!!!!!!!!!

友人曰く。
マラウイの行く先々でルアーを献上しまくってるなぁ〜〜〜〜


残念です!!!!!!!!!!!!!!


しかし、ブア川はめっさ魚影が濃かったので、根詰めて通ったら面白そうです。
まだ見ぬシクリッドも釣れそうですしね。

帰るか〜〜〜
と、道に戻ったら、おっさんがなんか売ってる。
なんやろ?と見たら、ナマズを焼いたものやん〜〜〜〜〜

思わず聞いた。

これ、おっちゃんがこの川で釣ったのか?

おう!!!釣ったよ。

まじか!!!どうやって釣ったんだ?

ネットだ!!!!!!!!







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
















それは漁だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!











釣りじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
















とりあえず、ブア川ではカンパンゴではないナマズがいてることが判明。

魚影があまりにも濃かったので、次回はまだ釣ってないシクリッドを求めてミミズ持っていくかな。